著者 北村拓也

  1. 学習
  2. 49 view

リーンスタートアップを書籍に適用したら、個人出版でもAmazonランキング1位ベストセラーを7日で取れた方法

こんにちは、北村拓也です。

12/22に、「独学で身につけるためのプログラミング学習術」を個人出版しました。

すると、出版から3日でベストセラー1位に! 嬉しい。

僕は中学時代に不登校で、期末試験の数学が0点の落ちこぼれでしたが、まさかコンピュータの書籍でベストセラーを取るとは、人生何があるかわかりませんね。

このベストセラーという表記は、Amazonのカテゴリーでランキング1位を取るとつきます。

今回は、「コンピュータサイエンス」と「インターネット・WEB開発」のカテゴリーで1位を取れました。「プログラミング」カテゴリが2位なので、1位になるかもしれません。

さて、自慢はここまで。今回の書籍は「個人出版でベストセラー書籍を作る」ことを目標に、リーンスタートアップというビジネスの手法を取り入れてみました。その方法をご紹介します。

実は、もともと出版社からプログラミングの本を出さないかと声がかかっていたのですが、僕は大学三年生のときに電子書籍の出版社を立ち上げた経験があり、知識もあったのでまずは自分の力で試してみようと思いました。

ちなみに出版社は大失敗で撤退してしまいました。

話がそれました。リーンスタートアップを書籍に取り入れようと思ったのは、そうしないとモチベーションが続かないな、と思ったからです。

リーンスタートアップとは、すばやく作ってすばやくユーザーに使ってもらい、ダメなところを直していく方法とイメージしてください。

一般的な書籍の作り方は真逆だと思います。しっかり計画を練り、誤字脱字を完全に無くして、書店に並べます。売れるかどうか、読者の反応はどうかは書店に並んでから判明します。

この手法は質の高い作品(今回だと書籍)が作れる利点がある一方で、実際に書店に並べないと読者からの意見(フィードバック)が得られないため改善できないという欠点があります。

今回は個人出版で、しかも出版にかけられる時間も限られていたため、アジャイル開発の手法を取り入れました。その結果、多くの学びを得たので共有します。

行ったことは下記です。

  1. 最小限の読める原稿を作る
  2. 原稿を無料でレビューしてくれる人をSNSで集める
  3. レビューを元に原稿を改善する

たったこれだけです。しかし、とても大きな変化がありました。

それぞれステップごとに説明します。

1.最小限の読める原稿を作る

まず原稿が無ければ進みません。

電子書籍だと、2~3万字あれば充分です。

僕の場合は、紙の本にもしたかったので、最終的に約6万字になりました。

原稿ができたら、自分で最低限のチェックをして、公開用フォルダを作ります。

今回はDropboxを使いました。GoogleDriveなど、何でもいいです。

そこに、最新の原稿と、更新情報記載ファイルを用意しました。

実際に使っていた更新情報記載ファイルを紹介します。

上記の様なファイルで更新を管理していました。

最初は、GitHub(バージョン管理サービス)で運営できたら楽だなと思ったのですが、レビューする人がIT関連の人では無いことが多く断念しました。

もしレビューする人が皆バージョン管理サービスを使えるなら、それを使うほうが楽だと思います。

2.原稿を無料でレビューしてくれる人をSNSで集める

TwitterとFaceBookでレビューしてくれる人を集めました。

最終的に、18人の方がレビューをしてくださいました。

原稿を送った人数は30人程度です。

今回試しにオープンで誰でもレビューできる形で協力者を募集しましたが、結局原稿を送ってしっかりレビューしてくださった方は、リアルの知り合いの人達だけでした。

もちろん、僕のSNSの友達数が少なすぎて、広がらなかったというのもありますが、普段から知っているから応援してあげようっていう方が多かったですね。

とても細かくレビューしてくれる方が多くて、恵まれているなーと思いました。

この場を借りてお礼申し上げます、ありがとうございました。

次は、自分を知らない人がレビューしてくれる仕組みを作ってみたい、と思いました。

今回は「謝辞に掲載」という報酬を作りましたが、それでは弱いということを学びました。

一方で、謝辞に掲載したことで、みんなで作った感は出せたなと思います。謝辞に載せた人たちがSNSで紹介してくださったからです。これはとても嬉しかったです。

3.レビューを元に原稿を改善する

レビューが返ってきたら、すぐに修正を反映します。

上記のツイートを見ていただけたら分かるように、最初は表紙もタイトルも構成も違う本でした。

レビューから、タイトルと中身が違う、表紙が合っていない、構成がおかしい。

このようなフィードバックがあったおかげで、とてもいい書籍になったと思います。

最初の表紙は、ココナラ  というスキル共有サービスを使って作ってもらいました。

しかし、フィードバックを受けて、表紙・タイトル・構成を一人の知識ある人に頼んだほうが良いなと思い、またココナラで探して、Yさんにお願いしました。

個人出版にせよ、外注はどんどんしたほうが良いと思います。

特に書籍で言えば表紙やタイトルはプロの力を借りた方が良いと思います。中身はいいのに表紙が残念だなと思う書籍がAmazonには溢れています。

ちなみに僕は普段から、自分ができることでも外注できそうだったらするようにしています。

ただし、今回の出版のように、外注できるけど自分で経験したい!ってことは自分でします。

ここまでで、アジャイル開発を適用した書籍の作り方は終わりです。

どうですか、これなら誰でも出来そうじゃないですか?

多分勇気がいるのは、最初に書籍を公開するところだと思います。

文章おかしくないかな? 内容しょぼいって思われないかな? 

不安は尽きないと思いますが、「えいや」で出してみましょう。

書籍作成にどれくらい時間がかかるか。

僕の場合は、約20時間でした。

普段、KanbanFlowというサービスで作業時間の計測やタスク管理をしています。

今回の本の一部をご紹介。

実際儲かるのか?

ベストセラーと聞いたら、とても儲かっているイメージです。

実際は、残念ながら赤字。

何万部売れるとかにならないと厳しいですね。

個人出版をしていいことは?

出版の実績が作れることがメリットです。

僕が出版社から声をかけていただいた際に言われた条件は、印税10%でした。

著者としての実績がないから、出版社側も印税を下げざるを得ません。

今回の個人出版での印税は70%です。

また、ベストセラー1位という著者としての実績も作れたため、紙の出版でも印税を上げてもらえるのでは、と思います。

今後、電子書籍で個人出版→紙で出版社から出版という流れが多くなるのではないかなと思います。

僕は子供の頃から本が好きで、大学生の時から月50冊ペースで本を読んでいます。

もっと多くの本に出会いたいです。特に個人出版は、尖っている内容が多くて好きです。

この記事が、個人で本を出してみようかなーと思っている人の後押しになったら幸いです。

学習の最近記事

  1. 人生に悩んだ時の哲学。書評:武器になる哲学

  2. アイデアを拡散させるACEの原則を身につけよう。書評:NEW POWER

  3. リーンスタートアップを書籍に適用したら、個人出版でもAmazonランキング1位ベストセラー…

  4. 【SecHack365成果】ホワイトハッカー育成プログラムSecHack365でチーム開発…

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP